斧に刻まれた線は神への感謝

先日テレビで紹介していた斧に刻まれた線。
おじさんも早速確認してみました。

斧の左側には3本の線
3本の線は「ミキ」で「お神酒」(オミキ)を表しているとのこと。
ところが我が家のは斜めの線が一本。これが何を表すかは不明。
右側には4本の線が刻まれている。これは四気と言われ、太陽・土・水・空気…木を育てる気のこと。つまり自然のことのようです。
作業の前に斧を木にたてかけて、山の神様が与えた木(自然)を使わせていただくことへの感謝と伐採の許可、作業の安全を祈ったということのようです。
作業の道具にも素晴らしい気持ちが込められているのです。
なお4本線の上の模様も何か意味があるのでしょうが今のところ不明です。

同様の線が鉞(まさかり)にもあるかとみると

ありました。
現在販売されているものに同様の線があるかは知りませんが、
写真の斧、鉞はおじさんが子供のころから我が家にある品物なので70年以上前のものです。